ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第4号(2012年4月27日配信)
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更新日:2015年6月1日
初めまして。市史編さん室嘱託員の三上です。どうぞ、宜しくお願い致します。
さて、いよいよお花見の季節です。豪雪の今冬を乗り切り、花の便りを私たちはいかに待ち望んでいたことでしょう。
まだ、雪の残る風景から顔をのぞかせる福寿草などの黄色い花々が真っ先に春のとびらを開けてくれます。マンサク、サンシュユなど、桜の前の黄色い系譜が、春を待ち、喜ぶ心を大きくしてくれます。幸畑のサイクリングロードを登り詰めると嘉瀬子内(かせしない)という所がありますが、そこではマンサクの樹々が黄色の花を並木のごとくに咲かせてくれます。また、庭木としてもよく見かけるサンシュユは、個々は控えめな花ですが、ポンポンと丸くかわいい花をつけ、樹木全体を見事な黄で包みます。平和公園の池のほとりでも姿のよいサンシュユの木を見ることができます。
福寿草
マンサクの並木(嘉瀬子内)
青森の桜祭りといえば、何といっても合浦公園です。合浦公園の桜は、大正8年(1919)に公園を整備する目的で設立された合浦公園保勝会によって植樹され、以降も、積極的に桜が植樹されました。そして大正9年5月、合浦公園を会場に青森観桜会が開催され、毎年大勢の市民が公園での余興を楽しんだようです。600本余の桜と松が美しい合浦公園は現在も憩いの場であり、桜祭りに興じ、楽しむ場所として市民とともにある公園です。
合浦公園入口
合浦公園の桜
今年の桜前線は例年より遅れているようですが、青森は連休に満開と予想されています。田の神様が山から下りて来て忙しくなる前のこの時期、爛漫の桜の中で春の喜びを大いに味わいたいものです。
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