ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第137号(2014年12月12日配信)
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更新日:2016年1月8日
こんにちは! 室長の工藤です。
今日、12月12日は日本漢字能力検定協会が制定した「漢字の日」です。京都の清水寺で発表される「今年の漢字」は今や風物詩となっていますね。今年はどんな漢字が選ばれるのでしょう。
ちなみに、市史編さん室の「今年の漢字」をあげるとすれば、3月に『新青森市史』の発刊が「完結」したことにちなんで、「結」なんていかがでしょう。しかも、この「結」という文字には、「つなぎ合わせる」という意味もあり、青森市の過去と現在とを「つなぎ合わせる」市史編さん室にはぴったりの漢字といえそうです。
さて、今年刊行した2冊のうち、終戦(敗戦)から平成17年の浪岡町との合併までの歩みを叙述した通史編第4巻は、読んでいただいた方それぞれの実体験とからめて、「結」を感じることができるのではないかと思います。とくに、青森駅周辺や堤川周辺の中心市街地は、その時々の表情をもち、市民のみなさんも世代によってそれぞれの中心市街地に触れてきたことでしょう。
こうした身近な歴史を叙述した通史編第4巻は、昨日発表となった市民図書館の「2014年 青森市民が選ぶ!『これ読んで大賞』」で堂々第2位にランク・インしました。多くの方々が、ふるさとの歴史に関心を持っているんだなぁと改めて思います。また、ベスト20に選ばれた本は、12月31日まで企画展示されるとのことなので、図書館に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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そして、市史編さん室では、この通史編第4巻の中心市街地の歩みに関する叙述に対応するマップ、「嗚呼、懐かしのぼくたちの青森市―『新青森市史』にみる中心市街地の戦後史―」を作成しました。これは、昭和20年代から同50年代頃までの中心市街地にあったお店や施設を、色分けして1枚のマップに表現したものです。このマップを片手に中心市街地を歩いてみたり、また通史編第4巻を読む際のアシストに‥などいろいろ活用方法があると思っています。
マップは、編さん室のほか市民図書館や各市民センターなどに配置・配布していただくことを予定しておりますので、是非手に取ってそして活用してください。
※2015年6月末現在、配布終了。
「嗚呼、懐かしのぼくたちの青森市」表紙
マップ「嗚呼、懐かしのぼくたちの青森市」
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