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更新日:2023年6月14日
はじめに
平成28年4月に創設された「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)※」について、制度の拡充・延長が盛り込まれた令和2年度税制改正の大綱が令和元年12月20日に閣議決定されました。
これにより、課税の特例措置が従前の6割から9割に拡充されたほか、令和2年度から令和6年度まで適用されることとなりました。
企業の皆さんには、寄附を通じて、本市の行う地方創生に関する取組を応援していただけると幸いです。
地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)とは
地方公共団体が取り組む地方創生事業(まち・ひと・しごと創生寄附活用事業)に対して企業の皆さんが寄附を行った場合に課税の特例措置を講ずる制度のこと。
○制度の趣旨
地方創生の取組の実効性を高めていくためには、従来の施策に加えて、民間資金の新たな流れが必要となります。企業の皆さんが地方創生に理解を深め、寄附を通じて積極的に貢献していただくことを期待して、本制度が創設されました。
○税制措置の内容
地方創生を応援するため、国が認定した地方創生事業(まち・ひと・しごと創生寄附活用事業)に対する寄附を行った場合、寄附額の約6割に相当する額の税額控除の特例措置がなされます。
地方公共団体に対する法人の寄附に係る損金算入措置による軽減効果(約3割)と合わせて、寄附額の約9割に相当する額が軽減されます。
税目ごとの特例措置の内容
・法人住民税 ⇒ 寄附額の4割を税額控除(法人住民税法人税割額の20%が上限)
・法人税 ⇒ 法人住民税の控除額が寄附額の4割に達しない場合、寄附額の4割に相当する額から法人住民税の控除額を差し引いた額を控除(寄附額の1割、法人税額の5%が上限)
・法人事業税 ⇒ 寄附額の2割を税額控除(法人事業税額の20%が上限)
<税制措置のイメージ>
関連情報リンク
・内閣府地方創生推進事務局「企業版ふるさと納税ポータルサイト」(外部サイトへリンク)
地域企業ビジネス支援拠点運営事業(寄附募集額2,518万円(見込み))
起業・創業から地域企業の経営相談・新事業展開までワンストップで対応する東青地域のビジネス支援拠点「AOMORI STARTUP CENTER」を運営するとともに、スタートアップ支援を目的としたセミナーやピッチイベント等を開催します。
地域貢献人材マッチング支援事業(寄附募集額165万円(見込み))
優秀な外部人材を活用したい地域企業と専門スキルを地域貢献に生かしたい都市部の副業・兼業人材とのマッチングを支援し、地域企業の経営課題の解決や関係人口の創出、ワーケーションの促進等を図ります。
地域ベンチャー支援事業(寄附募集額510万円(見込み))
地域を牽引するスタートアップの育成を図るため、協業や資金調達など新たなリソースの獲得を目的としたイベントの開催や短期間で集中的に成長を促す支援プログラムを実施します。
水田スマート農業推進事業(水田農業高度化推進事業)(寄附募集額390万円(見込み))
本市の基幹産業であるコメの生産農家の経営安定及び持続的な発展を図るため、ドローン等のスマート農業を活用した更なる水稲の生産コスト低減や水稲栽培の省力化に取り組む農業者団体を支援します。
八甲田牛ブランド化推進事業(寄附募集額227万円(見込み))
八甲田牛の繁殖・肥育農家が協働した生産・供給体制を整備するとともに、関係機関・団体と連携しながら、ブランド力強化のための付加価値化や認知度向上へ向けた各種取組により、八甲田牛ブランドの確立・価値の向上を図ります。
東北絆まつり青森開催事業(寄附募集額22,625万円(見込み))
東日本大震災の鎮魂と復興を願い、東北6県の祭りが集結し、2011年から始まった「東北六魂祭」の魂を受け継ぎ、更なる復興と東北の未来に向けて始まった「東北絆まつり」を本市で開催します。
スポーツコミッション青森推進事業(寄附募集額448万円(見込み))
本市のスポーツ資源を活用したスポーツツーリズムの推進をはじめ、各種スポーツ大会等の開催支援や合宿・スポーツイベントの誘致等を官民一体で取り組むことにより、スポーツを通じた交流促進等による地域活性化を図ります。
あおもり桜マラソン開催事業(寄附募集額2,449万円(見込み))
本市のスポーツ人口の拡大や、市民の体力向上及び健康増進につなげるとともに、マラソンを通じた交流促進による地域活性化を図るため、フルマラソンをメインとした「2023 あおもり桜マラソン」を開催しました。
あおもり移住者・リモートワーカー応援事業(寄附募集額2,611万円(見込み))
リモートワーク人材をはじめとする移住希望者やIT企業等に青森市・東青地域を選んでいただけるよう、東青5市町村が連携して情報発信、移住相談、「ワーク」×「ローカルコミュニケーション」の新たな移住体験・ワーケーション体験、支援金の交付等を行います。
浪岡地区バドミントン移住学生支援事業(寄附募集額250万円(見込み))
浪岡地区における移住・定住の促進並びに活性化を図り、バドミントンによるまちづくりに資することを目的として、県外から移住する意欲ある中学生等を支援するため、引越等の初期費用の助成を行います。
ヘルステックを核とした健康まちづくりプロジェクト(寄附募集額986万円(見込み))
浪岡病院に設置した「あおもりヘルステックセンター」を拠点とし、フレイルや生活習慣病を予防するための「モビリティを活用した予防サービス事業」を実施しています。
令和5年度は、脈拍、Sp02(動脈血酸素飽和度)等を遠隔で測定できるオンライン医療機器を新たに導入し、みまもりサービスの充実を図ります。
防災拠点機能整備事業(寄附募集額491万円(見込み))
災害時における多様な災害事象に対処できる防災体制を整備するため、非常用の食料の備蓄、生活必需物資、災害応急活動に必要とされる救助工具、照明器具等の防災資機材や、災害時に無料で通話可能な特設公衆の電話機を、用途に合わせ災害対策本部及び防災活動拠点施設(小学校等)等に整備します。
むつ湾広域連携事業(寄附募集額33万円(見込み))
陸奥湾沿岸8市町村と関係団体で構成する「むつ湾広域 連携協議会」において、環境分野・産業分野・観光分野に関する取組を実施します。
SNS等情報発信事業(AomoLive)(寄附募集額352万円(見込み))
市内外のかたや若い世代にも青森市に興味を持っていただくきっかけづくりをするため、YouTubeを活用した広報プロモーションによるアプローチを実施し、青森市の魅力を情報発信します。
各事業の詳細は、別途、お問合せください。
青森市の取組にご賛同いただき、誠にありがとうございました。
これまでの寄附の実績を紹介します。
※掲載をご承諾いただいた項目のみ掲載しています。
年度 | 寄附対象事業 | 寄附企業名 ※敬称略 〔所在地〕 |
寄附金額 |
非公表 | 非公表 | 株式会社アイ・コミュニケーション 〔島根県〕 |
非公表 |
非公表 | 非公表 | 株式会社ミオ・コーポレーション 〔非公表〕 |
非公表 |
R4 | ヘルステックを核とした健康まちづくりプロジェクト | 非公表 〔東京都港区〕 |
100万円 |
R4 | ヘルステックを核とした健康まちづくりプロジェクト | 三昌ホールディングス株式会社 〔大阪府大阪市〕 |
10万円 |
R4 | ヘルステックを核とした健康まちづくりプロジェクト | 京セラみらいエンビジョン株式会社 〔東京都港区〕 |
20万円 |
その他 寄附件数 3件(企業名及び寄付金額等は非公表)
青森市外に本社が所在する企業が対象です。
(本社とは、地方税法における「主たる事務所または事業所」を指します。)
・1件当たり10万円以上の寄附が対象です。
・寄附を行うことの代償として経済的な利益を受けることは禁止されています。
・寄附の納付は、原則として、青森市が対象事業を実施し、その事業費が確定した後に行うこととなります。
・寄附を行った企業に対する税額控除は、実際に寄附を行った日が属する事業年度に適用されます。
企業の皆さんからの寄附のお申出を随時受け付けています。
寄附の手続などについて、お気軽にお問合せください。
関連資料
事業の評価・検証結果は、下記からご確認ください。
更新情報
2023年6月14日、画像の位置を調整しました。
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