ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第13号(2012年6月29日配信)
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更新日:2015年6月1日
皆さん初めまして!4月より青森市の歴史普及活動事業による人材育成事業として臨時職員に採用された橋本と申します。私は自分が住んでいる青森市がどのような時代を経て、現在の青森市になったのかとても興味があり、この仕事を希望しました。昔の物に実際に触れ、想像をしながら学んでいく…全てが初めての事ですので、毎日、驚きと発見があります。
市史編さん室では6月9日、「『新青森市史』通史編第2巻(近世)刊行記念歴史講座~藩政時代の青森町を歩く~」を、男女共同参画プラザ「カダール」と共同で開催し、私は記録を担当しました。初めて編さん室の外での仕事となりました。
この講座、定員20名でしたが、なんと…50名ほどの応募者がいたのです!今、歴史がアツイと感じています。
最初の1時間は編さん室の事務長・工藤大輔が講師となり、藩政時代、1620年代中頃の「青森開港」と町づくり、さらには「青森」という地名の由来など盛りだくさんの講義がありました。配付資料を見ながらメモを取ったり、説明に頷いたりしている皆さんの表情は生き生きとしていて輝いて見えました。
カダールにて講義中
そして、いよいよ絵図を片手に藩政時代の青森をたどるまち歩きへ。
アラスカ付近(水路の痕跡を辿る)
リーガルショップ付近(水路の痕跡を辿る)
現在の青森市には藩政時代の風景は残っていないと言われていますが、当時の街区は現在でもそのまま残っているとのこと。
安定寺
村上新町病院裏(龍泉寺跡)
そして、参加者の皆さんの興味をひいたのは、御蔵から青森湊まで、小船で米を運ぶために町の中に水路がはりめぐらされていたことです。水路の痕跡を辿り、廃寺や番所などの解説を聞くうちに、カメラマンをしていた私も思わず昔の風景を想像しながら、まち歩きを楽しんでいました。
善知鳥神社(鳥居前)
善知鳥神社(拝殿前)
この講座の様子は、市のホームページで近々ご紹介する予定ですのでお楽しみに。今回のコースのルートマップも写真入りで掲載します。抽選により参加できなかったかたも是非このルートマップを片手に藩政時代のまちを歩いてみてくださいね。
中心商店街でのイベントや街てく、地域NPOの活動の様子などを紹介している「nico-home」スタッフのかたも参加していて、ブログで紹介してくれました!そちらも是非読んでみてください。
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