ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第100号(2014年3月28日配信)
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更新日:2015年6月1日
こんにちは。市史編さん室長の渡邊です。
一昨年の4月から始めた「あおもり歴史トリビア」。2年間、毎週お届けしてきましたが、今回で、ちょうど100号となりました!
記念すべき100号―。きょうは「トリビア」というよりも、わが編さん室にとって何よりも嬉しいニュースを報告させていただきます。
平成8年度から、青森市の歴史への理解を深めていただくために取り組んできた『新青森市史』の最終刊行物、通史編第3巻(近代)と第4巻(現代)が、いよいよ刊行の運びとなりました!
そして、この2巻の刊行によって、18年間をかけて取り組んできた『新青森市史』は全巻完結となります!
『新青森市史』全巻
先ほど、市史編さん委員長、市史編集委員長、編集実務を行なう市史編さん室事務長などで、できたての2巻を携えて、市長へ刊行報告を行ってきました。市長室で、全16巻を並べてみたら、なかなか壮観で、それらを手にとると感慨もひとしおです。編さんにあたっては、関係機関や多くの市民の皆様から資料・写真のご提供をいただいており、ご協力くださった多くの皆様に感謝しつつ、完成を喜び合いました。
市長への刊行報告
新刊の通史編第3巻と第4巻は、廃藩置県後、青森に県庁が移転し、「県都」として近代都市に生まれ変わった青森市が、青森空襲に見舞われながらも今日の発展に至るまでの道筋を、そこに生きた人々の暮らしも振り返りながら描いています。4月の中頃を目途に、図書館や市民センターなどに配置し、また販売も始める予定なので、是非、手にとってみてくださいね。そして、『新青森市史』各巻が、ふるさと青森を知る貴重な資料として多くのかたに読み継がれ、大切にされることを願います。
こうして完成した市史は、ここがフィニッシュではありません。編さんのために収集した資料をまずは今後の利・活用に向けて整理したり、市史をベースとした青森市の歴史理解のための取り組みを進めていくこととしています。この「あおもり歴史トリビア」も継続していきますので、お楽しみに。
さて、まもなく新しい年度が始まりますが、私は、今年度で市史編さん室卒業となります。民俗や自然の話題をお届けしてきた三上嘱託員、災害シリーズの小田桐嘱託員、自転車、自動車、スキーなどの私たちに身近なものの歴史をひもといてくれた竹森嘱託員も一緒に卒業となります。トリビアをご愛読いただいた皆様、どうもありがとうございました。新年度、101号からは、新たな体制、新たな気持ちでスタートすることになりますので、どうぞよろしくお願いします。
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