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ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 観光 > 観光スポット > 文化・歴史 > 小牧野遺跡

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更新日:2018年4月1日

小牧野遺跡

小牧野遺跡は、縄文時代後期前半につくられた環状列石を主体とする遺跡です。
これまでの発掘調査で、環状列石のほかに土器棺墓や土坑墓群、竪穴住居跡、貯蔵穴群、捨て場跡、湧水遺構等が確認されており、三角形岩版等の祭祀性の強い遺物も多量に出土しています。

遺跡に隣接した「小牧野の森・どんぐりの家」は、乗用車・大型バス等の駐車場を完備し、遺跡を解説する機能のほか、休憩ホールやトイレ等を備えた施設です。

どんぐりの家

  • 所在地(小牧野の森・どんぐりの家)
    青森市大字野沢字小牧野41
  • 問合せ
    017-757-8665(一般社団法人 小牧野遺跡保存活用協議会)
  • 詳細はこちらへ
    小牧野遺跡(外部サイトへリンク)

環状列石

環状列石

小牧野遺跡の環状列石は、大規模な労働力の集中によって構築された直径55mにもおよぶ大型の記念物(モニュメント)です。直径35mの外帯・29mの内帯・2.5mの中央帯の三重の輪のほか、一部四重となる弧状の列石や外帯を囲む直径4m前後の環状配石などで構成されています。
環状列石の外帯と内帯は、楕円形の石を縦に置き、その両側に平らな石を数段積み重ね、あたかも石垣を築くように並べられています。この縦横交互の列石は、全国的にも珍しく”小牧野式”配列(配石)とも呼ばれています。

 

土坑墓

土坑墓

100基をこえる土坑墓が、環状列石に隣接する東側緩斜面一帯に分布しています。墓には円形のものや楕円形のもの、石を立てるもの、フラスコ状の貯蔵穴を再利用したものなど、さまざまあります

竪穴住居跡

竪穴住居跡

環状列石と同じ時期の竪穴住居跡が現在までに2件確認されており、いずれも墓域(墓場)の中につくられています。

捨て場跡

土偶三角形岩版
捨て場跡は、沢地形へと傾斜が始まる地点に形成されており、多量の土器・石器のほか、土偶や三角形岩版などが出土しています。

 

展望所

見晴台 展望所

遺跡内には2か所の展望所があり、天気の良い日には陸奥湾を望むことができます。また、かつて縄文人が環状列石をつくるための石を運んだ「荒川」を望むこともできます。

 

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局文化遺産課 

青森市野沢字沢部108番地3 縄文の学び舎小牧野館2階

電話番号:017-718-1392・017-718-1389

ファックス番号:017-718-1394

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