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更新日:2022年4月1日
青森市民病院 院長 豊木 嘉一
令和4年4月より遠藤正章前院長より引き継ぎ、院長を拝命しました。
当院は、20診療科、459床の総合病院です。青森地域二次医療圏(青森市と東青地区、約30万人を抱える医療圏)の基幹病院として、一般診療から救急医療、高度医療まで幅広く担当しております。
病院機能を円滑かつ十分に発揮し、患者様に質の高い医療を届けるためには地域のかかりつけ医療機関との機能分担や連携が重要です。当院は従来から地域医療連携室を介した病診連携を活用してきましたが、平成24年10月には「地域医療支援病院」の承認、平成25年12月には「青森県がん診療連携推進病院」の指定を受け、平成30年10月には「がん診療推進室」を設置しました。これにより急性期や重篤な疾患、各種がんに迅速かつ適切な医療を提供することが可能となり、これまで以上に地域医療の充実・発展に取り組んでおります。また、救急医療に対しては24時間体制で臨み、年間2,500件を超える救急車を受け入れております。
近年の医療の進歩は日進月歩と著しいですが、当院では各職員全員が常に情報収集を行い最新の医療技術の導入と提供に努めており、内科的治療から外科的治療に至るまで高度医療を提供しています。当然それに伴って最新の医療機器の導入が不可欠であり、医療環境の充実化も推進しております。
医療の質の向上、高度化には教育も重要です。当院は多くの医学会認定の専門修練施設として認定されています。さらには新専門医制度における基幹施設(弘前大学)の連携施設として各種専門医の養成に寄与しています。また、臨床研修医の受け入れ施設として多くの臨床研修医を採用しています。専門医研修、臨床研修の実施を通して医師養成と地域の医師確保に努めてまいります。
当病院を訪れる皆様に安心して診療を受けていただくには、適切な接遇も最重要と考え、その向上に病院を挙げて取り組んでおります。
今後とも、当院の理念"安全で良質な医療の提供と、みなさまに信頼される病院を目指す"を実現するために、職員一同、一層の努力を続けてまいります。
令和4年4月
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