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更新日:2024年5月24日
熱中症の発症は7月から8月がピークになります。
近年、気候変動等による暑熱環境により、熱中症による死亡リスクが高まっているところです。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症とは、温度や湿度が高い環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体温の調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
このような症状があったら熱中症を疑いましょう。
・めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り
・頭痛、吐き気・嘔吐、倦怠感、虚脱感
・高体温(さわると熱い)、けいれん、意識障がい(呼びかけに反応しない)などがある場合は重症
環境省では熱中症について学べる動画を配信しています。
熱中症について学べる動画(外部サイトへリンク)
気温や湿度などの環境条件だけではなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。急激に暑くなった日や、気温がさほど高くない日でも、湿度が高い日や風の弱い日などには注意が必要です。
熱中症は、屋外の作業やスポーツ中に起こるだけではなく、室内で安静にしていても、室温・湿度が高いときには起こることがあります。
また、環境省では、熱中症になりやすい状態を示す指数として、「暑さ指数(WBGT)」を発表しています。同じ気温でも湿度や日差しの違いによって、熱中症になりやすい場合があります。この暑さ指数(WBGT)を熱中症予防に活用しましょう。
暑さ指数(WBGT)について 環境省 熱中症予防情報サイト(外部サイトへリンク)
熱中症は、スポーツ活動や労働作業時だけでなく、日常生活時でも多く発生しています。
日本生気象学会より、暑さ指数に応じた日常生活、運動時における熱中症予防のための指針が示されています。
熱中症予防にぜひご活用ください!
~日常生活での熱中症予防対策~(日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」Ver.4より一部抜粋)(PDF:411KB)
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