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更新日:2024年3月18日
青森市保健所では、巣の駆除は行っていません。ハチに関する相談・業者等に依頼したいかたへの専門業者等の案内を行っています。なお、市内の駆除業者は、タウンページの「消毒業」のページに掲載されています。
スズメバチの種類にもよりますが、体長は約20~30ミリ強で攻撃性があり、特に巣への刺激には激しく攻撃します。
また、横への動きや黒い物体のほか、化粧品や汗などのにおいにも敏感に反応しますので、注意が必要です。スズメバチの巣は、前年の秋に誕生した女王バチが朽木や土の中で越冬した後、1匹で春から初夏にかけて巣づくりをはじめ、働きバチが羽化する夏以降から大きくなり、中にはサッカーボール以上の大きさになるものもあります。
なるべく、春先のうちにハチの巣ができやすい場所を点検するよう心がけましょう。なお、スズメバチの巣は秋以降に空になり、翌年には女王バチが新たに巣づくりを始めますので、同じ巣が再び使われることはありません。
スズメバチを手で払ったり、急に向きを変えないようにしましょう。
スズメバチは黒いものやにおいに反応しますので、衣類や持ち物の色のほか、香水や化粧品などの身なりに気をつけましょう。
むやみに巣に近づいたり、投石や枝を揺するなどの威嚇行為はしないようにしましょう。
スズメバチが興奮物質を敵や空中に撒き散らしますと、多数のハチが集まってきて攻撃しますので大変危険です。刺された場所が巣の近くなら、速やかに巣から離れてください。
刺された場合には、傷口を流水でよく洗い流し、手で毒液を絞り出すのが効果的です。
「ハチに刺されたらアンモニアを塗るといい」とよく聞きますが、スズメバチの毒素はほとんど中性に近く、アンモニア(アルカリ性)で中和できません。
以上の処置の後、速やかに医師の診察を受ける。
スズメバチに刺されることにより亡くなるかたがいますが、このほとんどは過去に刺されたときに体内にできたハチ毒に対する抗体が、2度目に入ったハチ毒に敏感に反応してじんましん、腹痛、めまいなどのほか、血圧低下や意識不明などの症状を起こす、アレルギー性ショックによるものです。
ハチ毒により死亡する場合は、刺されてから1時間以内であることが多いので、速やかな対応が必要です。
個人等の敷地内に巣がある場合には、その土地の所有者が責任を持って処理することになります。ただし、スズメバチの巣を個人で処理する場合には、危険を伴いますので十分に注意して行ってください。スズメバチは攻撃性が強く、殺虫剤を噴射しても命中しなければ刺される危険性があるため、不慣れなかたは自分で駆除することは危険です。費用はかかりますが、専門業者に駆除を任せるほうが無難です。
春から初夏までの最初の働きバチが羽化するまでの、女王バチが1匹で巣作りを行っている時期に巣を発見できれば、比較的安全に駆除が行えます。
アシナガバチの場合はスズメバチに比べ攻撃性が低いため、一般のかたでも殺虫スプレーを使い比較的安全に駆除することが可能です。
更新情報
2024年3月18日、駆除についての文章を追加しました。
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