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更新日:2020年1月16日
お問合せの多いアメリカシロヒトリの幼虫は、森林より街路樹、公園樹や庭木に寄生し食害します。
同じように巣網を作るが枝と枝の間に作るオビカレハ(卵で越冬し年1回4月~5月に発生)や葉の裏に集団で食害するシャチホコガ(年1回8月頃発生)の幼虫があります。
さなぎで越冬し、5月中旬~下旬に成虫になります。幼虫の発生は6月中旬~7月下旬が第1回目。さなぎ→成虫→産卵と繰り返し8月中旬~9月下旬に第2回目の幼虫が発生します。サクラ、ナナカマド、ヤマボウシ、ヤナギ、クルミ、プラタナスなど色々な木の葉を食い荒らします。
【発生生態と年間の防除暦】(下記をご覧ください)
防除暦(参考;「農作物病害虫防除指針」青森県他編)
発生時期にようく木の葉を観察することから始まります。群れている時が一網打尽のチャンスです。
幼虫が小さい時期に、枝先の葉が茶色く枯れて、網が覆っているのを目印に、葉の裏に集まっているので、枝ごと切り取り捕殺します。
幼虫が大きくなるにしたがって範囲が広がり、分散します。
また、薬の効果は低くなります。止むを得ない場合は薬剤を散布します。
公園街路樹で見かけた場合はお知らせください。
<青森市では家庭における害虫駆除は行っておりません>
駆除方法については
青森市ホームページ内(アメリカシロヒトリの駆除)をご覧ください。
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