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更新日:2020年12月15日
平成24年8月に※子ども・子育て関連3法が国会で成立し、幼児期の学校教育・保育や、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進することを目的とした、子ども・子育て支援新制度が、早ければ平成27年度にスタートする予定です。
新制度では、消費税の引き上げによる増収分の一部などを財源に、子ども・子育ての支援を充実することになっています。
このため、国では、平成25年4月に、子ども・子育てに係る様々な関係者からなる「子ども・子育て会議」を設置し、新制度の詳細について検討されることになっています。
本市においても、国の子ども・子育て会議で詳細が決定次第、国が示すスケジュールに従い、市民の皆さんの子育ての状況やニーズを把握し、それに基づいた「市町村子ども・子育て支援事業計画」の策定の準備を進めるなど、新制度に向けた準備を進めてまいります。
子ども・子育て関連3法とは、新制度の創設に関する3つの法律のことをいいます。
幼児教育と保育を一体的に提供する「認定こども園」制度の改善を目指します。
具体的には、認定こども園のうち、「幼保連携型認定こども園」という種類の施設を見直し、これまで非常に複雑だった設置のための手続を簡素化することにより、施設の整備と幼児教育・保育及び家庭における養育支援の一体的な提供の促進を図ります。
新制度の創設のために、約0.7兆円の財源が充てられることになっています。この0.7兆円のうち、約0.4兆円が保育等の量の拡充に充てられることとなっており、待機児童が発生している地域での施設整備などを促進します。
また、行政による設置の「認可」の仕組みを改善し、保育所などの施設が設置されやすくしたり、「小規模保育」や「事業所内保育」などの様々な手法による保育に対する新たな財政措置を行い、提供される保育の量や種類を増やしたりすることで、待機児童の解消を目指します。
地域における子育て支援に関する様々なニーズに応えることができるよう、「放課後児童クラブ」、「一時預かり」、「延長保育」、「地域子育て支援拠点事業」、「妊婦健診」などの事業の拡充を図ります。
また、子育て支援に関する相談の受付や施設・サービスの紹介、情報提供などを行う窓口を設置するなどの新たな取組によって、多様なメニューからニーズに応じたサービスを選択して利用できる仕組みづくりを目指します。
子ども・子育て支援新制度に関する情報を詳しく知りたいかたは、ページ下の関連リンクをご覧ください。
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