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更新日:2024年3月18日
設立年月日 昭和42年8月28日
昭和40年に市民の為の手作りの総合文化祭が、市の事業として第1回青森市民文化祭の名称で開催されました。第2回を開催する中で、個別に委嘱され参加していた団体より、他の分野の団体と連携し、より魅力ある文化祭や今後の積極的な文化活動を行っていく為には、連合組織として総合文化団体を立ち上げてはどうかという意見が生まれました。そして、何度か会合を重ね、市のご協力のもと、昭和42年8月28日に青森市文化団体協議会が設立されました。
また、第3回青森市民文化祭からは、従来の市の単独事業ではなく設立された青森市文化団体協議会との共催という形となり現在に至っています。
当協議会は、青森市における芸術文化団体相互の交流を通して青森市の芸術文化の振興を図ることを目的とし次の事業を行っています。
1 芸術文化の普及。展覧会、発表会、公演会等の開催。総合誌の発刊、資料作成配布。
2 芸術文化団体の育成。講習会、研修会の開催、指導者の養成。
3 芸術文化団体相互の連携、連絡会の開催、機関誌の発行。
4 芸術文化功労者の顕彰。
5 その他芸術文化振興のために必要な事業。
※なお、毎年開催しています市民文化祭を中心として、これらの事業活動をしています。
当協議会では、平成6年に「青森市民文化祭30周年記念」の一大事業として、青森市のコンセプトである「豊かで、住みよい、魅力あふれるうれしいまち」に協力することを目的とし、諏訪神社裏手にある1号遊歩道緑地に青森市にゆかりのある著名な先人の功績を顕彰し、文芸碑を建立いたしました。また、同年9月22日「文芸のこみち」を開園し、新名所として誕生させました。
当初、10基だった石碑も記念行事の度、石碑を増やし、現在は17基となり管理しています。
(主な石碑:棟方志功、太宰治、寺山修司、淡谷のり子など)
また、青函交流での印象深い出来事は、青函ツインシティ提携20周年記念事業として平成21年11月22日青函交流市民文化祭が青森市の青森市民ホールにて青森市民文化祭の日程を一部共催する形で実施されました。この青函交流市民文化祭は、青函交流の末永い継続を願い、青森市民文化祭実行委員会が主催として両市のご協力のもと開催いたしました。内容は、式典を行い両市の市長のご挨拶、青函子ども絵画展の表彰、交流事業を続けてきた功績が認められた両市各団体に感謝状が贈られました。公演としては、両市の団体による各演技が披露され、日頃の練習成果を披露する華やかなステージとなりました。この交流市民文化祭の開催により、多くの皆さんに、両市の交流活動を積極的にPRすることができ、また、今後の互いの交流についても一層深められたものと思っています。
青函市民文化交流実施要項
1 趣旨 青森・函館両市の文化団体関係者が相互に訪れ、芸術文化活動状況を理解し合い、認識を深めることにより、青函文化圏の発展に資する。
2 主催 青森市教育委員会・函館市教育委員会
3 対象 青森市文化団体協議会・函館市文化団体協議会
●第1回 青函文化交流会 昭和59年11月21日~22日 函館市にて
(青森市より 市の担当課2名 青森市文化団体協議会6名参加)
青森市教育委員会社会教育課より、函館の文化団体関係者と芸術・文化活動の状況を理解し合い、認識を深めることによって、青函文化圏の発展に資するため、互いに交流をしてはどうかとの依頼がありました。第1回目は、函館市への訪問で、交流会初日は、函館市文化団体協議会の創立20周年記念行事「函館市民文化交歓のつどい」に招待され、函館市の文化関係者との交流を持つことができました。
次の日は、第1回青函文化交流会(函館市庁舎内)を開催しました。互いの文化祭の内容、文化への考え方など意見交換し、道南と津軽は文化圏がおなじであることが分かり、今回の交流を機会にもっと海峡を越えた文化的親睦が必要であるとの結論となりました。その後は、青森市教育委員会と函館市教育委員会が主催となり交互に開催しました。
なお、青函市民文化交流は、平成14年まで34回開催、交流を続けてきましたが、両市の財政事情の理由にて終了しました。その後は、情報交換会や互いに開催している市民文化祭のお知らせ、記念行事への出席依頼等の交流が続いています。
当協議会の会員減少が著しくまた、会員の高齢化が進んでいます。さらに、後継者育成が難しくなっているなど、当会員の皆さんの活動にも不安が出てきています。
まずは、新規会員の増員に力を入れていきたいと思います。そのためには、当協議会の活動や、文化祭の魅力を市民の皆さんに広く知って頂くため、もっとPRに努めていかなければならないと考えています。
また、文化芸術の普及のためには、次世代を担う子どもたちにも気軽に文化芸術(絵画や書、音楽など)に接する機会を増やしていけるよう、当協議会の活動の一つとして考えていきたいと思っています。
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