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更新日:2018年11月1日
青森市民病院では、これまでも医療救護班として災害時の医療支援行ってきましたが、平成25年12月には青森県と青森DMAT指定病院としての協定を締結し、発災直後の医療支援も行っています。発災直後の医療支援を行うチームは「災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)」の頭文字をとって「DMAT」と呼ばれます。
平成28年に発生した台風10号による風水害への医療派遣として、平成28年9月2日に青森市民病院のDMATチームが医療支援活動を行いました。
青森県、秋田県、宮城県のDMATが岩手県矢巾町の岩手県消防学校に設置された広域搬送拠点臨時医療施設(SCU:ステージング・ケア・ユニット)に参集し、風水害被害が大きい岩手県岩泉町から自衛隊機で航空搬送された方を近隣の医療施設へ搬送しました。
自衛隊ヘリ「チヌーク(CH-47)到着、ヘリからSCU救護所へ搬送
SCU救護所へ搬送された方を安定化処置
近隣の医療施設へ患者搬送
平成30年9月6日木曜日3時7分に北海道胆振地方中東部で発生した地震への医療派遣として、平成30年9月6日木曜日から9日日曜日の期間で、青森市民病院のDMATチームが医療支援活動を行いました。
青森市民病院DMATは、北海道札幌市の札幌医科大学附属病院に設置された札幌医療圏活動拠点本部での本部運営活動、被災した医療機関からの患者搬送、避難所のアセスメントを行いました。
札幌医科大学附属病院に設置された活動拠点本部での全体ミーティング
患者搬送のため活動拠点本部から各チームへ指示
避難所アセスメントのため区長等と情報共有(札幌市厚別区役所)
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