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更新日:2014年12月17日
雪はたくさん降るとやっかいものと思われがちですが、一方で豊かな恵みを私たちに与えてくれます。
八甲田連峰に一冬に降る雪の量は約3,000万立方メートルを超えるといわれています。この雪解け水が地下に浸透し、長い年月をかけてわき水として地表へ流れ出し、その一部は横内川に注いで、青森市民の生命と暮らしを支える水道水となっています。
昭和59年には、青森市の水道水は、厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」により、「日本一おいしい水」に選ばれました。
八甲田連峰が雨や雪解け水を保存する天然のダムとなり、水不足から私たちの生活を守っているのです。
撮影:和田 光弘
雪解け水は、水質がきれいな水であるため、良質な米やおいしい野菜・果物など安定した農作物生産にも役立っています。
良質な米・おいしい野菜・果物
海へ流出した雪解け水に含まれたリン・カリウム等が植物性プランクトンを育て、それを動物性プランクトンが食べ、さらに魚介類が動物性プランクトンを食べることで食物連鎖が生まれます。この循環により、陸奥湾の豊かな水産資源が育まれています。
豊かな魚介類
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