研究倫理委員会

青森市民病院で行われる医療行為及び医学に係る研究が、倫理的及び社会的配慮の下に適正に行われることを確認する目的で、研究倫理委員会を設置しています。

研究倫理委員会要領

• 青森市民病院研究倫理委員会要領（PDF：137KB）

臨床研究に関する情報公開（オプトアウト）

通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いる研究等については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。このような手法を「オプトアウト」と言います。
なお、研究への協力を希望されない場合は、各文書に記載されている問合せ先までご連絡ください。もちろん、不利益が生じることはありません。

審査事項一覧

・令和6年度（迅速審査分）

番号	研究課題名	申請者	審査結果	情報公開
1	輸血部門における新人教育と非専任者への教育	医療技術局臨床検査部 臨床検査副技師長　本田　昌樹	承認	○（PDF：103KB）
2	膵臓癌トルソー症候群患者の告知から看取りまでの1ヶ月	看護局がん相談支援センター 主任看護師　一戸　真紀	承認	○（PDF：139KB）
3	保存的治療を行った外耳道真珠腫進行例	医療局耳鼻いんこう科 部長　佐々木　亮	承認	○（PDF：113KB）
4	当院で検出したCandida auris	医療技術局臨床検査部 臨床検査技師　小山　敬大	承認	○（PDF：117KB）
5	胸部レントゲン写真を契機に発覚した下大静脈浸潤・多発肺転移・両側肺腫瘍塞栓をきたした腎癌のため手術を延期した1例	医療局 研修医　谷田　幸陽	承認	○（PDF：114KB）
6	ASA3 高齢者に対する腹腔鏡下大腸切除術の検討	医療局外科 部長　神　寛之	承認	○（PDF：114KB）
7	看護学生の身体拘束に対する倫理的ジレンマ ～臨床指導における関わりについての考察～	看護局 看護師長　赤石真由美	承認	○（PDF：119KB）

他機関倫理審査委員会の承認を受けて実施する臨床研究（多機関共同研究）

・令和6年度（実施許可分）

番号	研究課題名	研究責任者	情報公開
1	AIを用いた膵管内乳頭粘液性腫瘍の良悪性鑑別モデルの構築	院長 豊木 嘉一	○（PDF：132KB）
2	緑内障・高眼圧症患者に対するリパスジル・ブリモニジン配合点眼液の使用実態下における長期投与時の安全性および有効性に関する大規模観察研究	医療局眼科 部長　中村　秀雄	○（PDF：120KB）
3	HER2陽性の高齢者原発性乳がんに対する術後補助療法における多遺伝子アッセイを使用した観察研究	医療局 副院長　川嶋　啓明	○（PDF：106KB）