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公営企業を取り巻く経営環境は、今後の急速な人口減少等に伴うサービス需要の減少や保有する施設の老朽化に伴う更新需要の増大などにより厳しさを増しており、不断の経営健全化の取組が求められていることから、各公営企業が将来にわたって住民生活に重要なサービスの提供を安定的に継続することが可能となるよう、国(総務省)においては、各自治体に対して中長期的な経営の基本計画である『経営戦略』の策定を要請しています。
このような状況を踏まえ、本市自動車運送事業の経営改善に向けて、今、できるところは速やかに取り組むとともに、「市民の足としてのバス交通を将来にわたっても維持していくため」の新たな取組にも挑戦するため、平成30年2月に、令和2年度までの3年間を計画期間とする「青森市交通事業経営改善計画~チャレンジプラン2017~」を策定し、様々な取組を進めてきました。
今後については、現行のチャレンジプラン2017による成果なども含めて検討を行うとともに、青森市自動車運送事業運営審議会からの答申を踏まえ、将来想定される経営環境の変化に対応し、「市民の足」としてのバス交通を将来にわたって維持していくため、『経営戦略』を策定します。
本経営戦略は、本市自動車運送事業の経営方針や施策などを定めるもので、国(総務省)から策定を要請されている『経営戦略』として位置づけます。
また、本市総合計画に掲げる『持続可能な都市づくり』に向け、「青森市立地適正化計画」及び「青森市地域公共交通網形成計画」との整合を図ります。
令和3(2021)年度から令和12(2030)年度までの10年間を計画期間とします。
1 高い安全意識を持ち、安全・安心なサービスを提供します。
全職員「安全」を最優先にとらえ、安全対策の強化を図るとともに、自然災害等を含めた多様化するリスクに対しての危機管理対応の強化や利用環境の向上などに取組、「安全・安心」なサービスを提供します。
2 常に問題意識を持ち、サービスの向上に取組ます。
市民に頼られる「市営バス」として、常に問題意識を持ちながら、お客様のニーズを的確に把握し、より質の高いサービスの提供に努めます。
3 持続可能な経営基盤の構築を目指します。
人口減少・少子高齢化の進行などにより厳しい経営環境が見込まれる中、効率的で持続性のある経営基盤の構築を目指します。
4 公共交通機関として、まちづくりと連携しながら取組を進めます。
今後も「市民の足」として市営バスがその役割を果たしていくため、市のまちづくり施策などとの連携を図りながら事業運営を行います。
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