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更新日:2024年4月22日
庭などに猫が入ってきて、フンや尿をされたり、花壇を荒らされたりして困っているかたへ、猫が敷地に近づきにくくする方法をまとめました。猫には個体差があり、どの方法が効果的かは試してみなければわかりません。また、一度効果を発揮しても、猫が慣れてきて反応しなくなる場合もあります。
大切なことは、猫に「ここは不快な場所だよ」と覚えてもらうことです。
諦めずにさまざまな方法を継続して行ってください。
方法 | 使用方法・参考事項等 |
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市販の忌避剤 | ホームセンターや薬局等で販売されている。 ある程度の期間ごとに繰り返し散布する必要がある。 |
木酢液・竹酢液など | 園芸用肥料としてホームセンター等で販売されているものを薄めて散布する。 ある程度の期間ごとに繰り返し散布する必要がある。 |
食用酢 | 2~10倍程度に水で薄めたものを噴霧するか、容器に入れたりスポンジに染み込ませたものを置いておく。 噴霧する場合は毎日行う必要がある。 |
かんきつ類 | ミカンなどのかんきつ類の皮を撒くか、かんきつ類の香りがするものを置く。 風上に置くなど場所を工夫する。 |
ハッカなど | ハッカの香りのするものを置く(芳香剤、ハーブなど)。 |
香りの強いハーブなど | 猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えたり、ハーブの鉢植えやハーブ系の香料などを猫の通り道に置く。 ローズマリー、ゼラニウム、レモングラス、タンジー、ヘンルーダ、ハッカ、ランタナ、チャイブ、ユーカリ、カニナハイブリッド、ラベンダー、マリーゴールド、セージ、ベルガモット、ペパーミントなど。 |
にんにく・唐辛子 | 細かく刻んでまいたり、ネットに入れてつるす。 |
香辛料 | コショウ、カレー粉等の香辛料を猫の通り道やフンをする場所に散布する。 |
米のとぎ汁 | 研ぎ始めの濃い汁をフンをされる場所に毎日撒く。 |
どくだみの葉 | どくだみの葉をつぶしたものや汁を撒く。 |
重曹 | 撒いたり、土に混ぜ込むことで、猫のにおいを消すことができる。 |
漂白剤 | 塩素系漂白剤を濃い目に希釈して散布する。腐食するので金属部には使用できない。 |
方法 | 使用方法・参考事項等 |
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枯れ枝 | 球根や種を植えているところに敷き詰めると、猫に掘り返されないといわれている。 |
トゲのある植物 | カラタチ、バラ、ヒイラギ、ピラカンサ、コニファーなどトゲのある植物を植えたり、猫の通り道に葉を撒いたりする。 |
地面を覆う植物 | タイム、ビオラ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、アイビー、ツルニチニチソウ、カキドオシ、ラミウム、アサギリソウ、芝桜、ギボウシ、ヒューケラなど地面を覆う植物を植える。 ※軽石等を敷く方法を併用するなどの工夫をすれば、全体を植物で覆う必要がなくなる。 ※ハーブ系・柑橘系の香りがする植物の場合は相乗効果が期待できる。 |
水 | 地面にホースでたっぷりと水を撒いておく。 ※猫は水を嫌う傾向がある。 |
炭粉・石灰など | ホームセンターや園芸店で販売されている園芸用の炭粉や石灰などを撒く。 ※足につき、猫が嫌がると言われている。 |
トゲトゲシート | ホームセンターや園芸店などで販売されている猫除けのシートを敷く。 全面に敷き詰めなくても飛び越えられない幅に敷けばよいとも言われている。 |
砂利(軽石) | 大きめの砂利を敷き詰める。軽石(中玉の大きさ)は安価で効果も大きい。 花壇などの場合は、直径1cm程度の軽石が混じった観葉植物用の土を敷くのもおすすめ。 ホームセンターで見かける防犯砂利は高価だが、防犯効果も含めた効果が期待される。 (防犯砂利の猫に対する効果は未確認。猫に対して大きさが小さめのものを選ぶとよいという意見もある) |
大きな石 | 猫が物理的に歩けなくなる位置に石を置く。 |
松ぼっくり | 猫が歩く場所に敷き詰めると効果があると言われている。 |
目の細かい網 | 目の細かい網を敷くと爪が引っ掛かり歩きにくいと言われている。 |
アルミホイル | 敷くと足音がするので、猫が嫌がると言われている。 |
木製格子柵 | ラティスやトレリスなどのガーデニング用の柵を倒しておく。 |
ネットや柵 | 猫が乗り越えられない高さで囲うか、進入路をふさぐ。 防猫ネットや防猫バーなどを設置するなどの方法もある。 ただし、猫の足がかかる部分などあれば3m以上の高さでも乗り越える場合もあると言われている。 |
荷造り用の白いひも・蛇のおもちゃ | 蛇に見えるように蛇行させて地面に置く。 |
割りばし | 通路や花壇、猫の通り道に立てて置く。 |
その他 | やわらかい土の地面は猫のトイレの場所になりやすいので、タイルを敷き詰めたり、コンクリートで覆うという方法もある。 ※水を入れたペットボトルを設置する方法は効果がなく、場合によっては火災の原因となる場合もあるのでやめましょう。 |
方法 | 使用方法・参考事項等 |
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センサー感知式散水器 | センサーが感知すると自動で放水する製品が市販されている。 |
ブザー | 遠隔操作式のものやセンサー付きのものが防犯コーナーなどで販売されている。 猫が通過するときに鳴らすと警戒して近寄らなくなると言われている。 |
超音波発生器 | センサーで感知すると猫が嫌がる高周波の音を発生する製品が販売されている。 ※発生する高周波音は人の耳にはほとんど聞こえないが、不快感を感じる人もいる。 ※最初は効果があっても、だんだんと猫が慣れてしまう場合もある。 |
※動物の虐待および遺棄にあたるような行為は絶対にしないでください。
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