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更新日:2021年6月17日
私たちのくらしに深刻な影響をもたらす地球温暖化。
そして、この温暖化の主な要因は人間活動であった可能性が極めて高いといわれています。
温暖化を食い止めるには、日々の生活での行動の見直しが欠かせません。
特に「移動」に伴うCO2排出量は生活全体の約4分の1を占めており、「移動」を見直すことは大きな意味があるのです。
エコで賢い移動方法を選択し、CO2排出の少ない移動にチャレンジしてみませんか?
「エコ」だけでなく「健康」、「快適」等にも寄与する新たなライフスタイル smart move。 さぁ、はじめましょう。
取組1公共交通機関を利用しよう
通勤や通学はもちろん、旅行やちょっとした外出も。
CO2排出量が少ない公共の交通機関を利用して、あなたも smart move にチャレンジ!
取組2自転車、徒歩を見直そう
CO2を全く出さない移動方法である、自転車や徒歩。
そんなエコ移動こそ、究極の smart move です!
取組3自動車の利用を工夫しよう
大幅にCO2削減できる、エコドライブやエコカーへの乗換え。
私たちが人と車の未来を考える、そんな時代を迎えているのです。
取組4長距離移動を工夫しよう
長距離移動を伴う出張時や旅行時は、個人個人の工夫により大幅なCO2削減が可能です。
例えば、近くの駅まで公共交通機関を使い、現地で車を手配するなど、便利な工夫もできます!
取組5地域や企業の移動・交通におけるCO2削減の取組に参加しよう
近隣の人と同じ車をシェアして必要な時だけ使う「カーシェアリング」や街中を共用の自転車でスムーズに移動できる「コミュニティサイクル」など、CO2削減のための新しい取組が広がっています。
エコドライブとは、環境負荷の軽減に配慮して自動車を運転することです。
発信時のふんわりアクセル、無駄なアイドリングを止めるなど、日々のちょっとした気遣いで、燃料の節約ができ、CO2排出量を減らす効果があります。
お財布にも地球にも優しいエコドライブを実践しましょう。
ふんわりアクセル「eスタート」 アクセルはぐっと踏み込まず、穏やかに踏ん で発信しましょう。 最初の5秒で、時速20kmが目安です。 それだけで、燃費が10%程度改善します。 |
車間距離をあけて、加速・減速の 少ない運転 車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の 機会が多くなり、市街地では2%程度、郊外 では6%程度も燃費が悪化します。 |
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減速時は早めにアクセルを離そう 停止することが前もってわかったら、早めに アクセルから足を離しましょう。 エンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が 改善します。 |
エアコンの使用は適切に クルマのエアコン(A/C)は車内を冷却・除 湿する機能です。 暖房のみが必要なときはエアコンスイッチを OFFにしましょう。 |
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ムダなアイドリングはやめよう 10分間のアイドリング(エアコンOFFの場 合)で、130cc程度の燃料を消費します。 |
渋滞を避け、余裕をもって出発し よう 1時間のドライブで10分間道に迷うと、17% 程度燃料消費量が増加します。 |
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タイヤの空気圧から始める点検・ 整備 適正値より50kPa〈0.5kg/cm2〉不足した場 合、市街地では2%程度、郊外では4%程度燃 費が悪化します。 |
不要な荷物はおろそう 100kgの荷物を載せて走ると、3%程度燃費 が悪化します。 また、車の燃費は空気抵抗にも敏感です。 スキーキャリアなどの外装品は、使用しない ときには外しましょう。 |
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走行の妨げとなる駐車はやめよう 迷惑駐車は、他のクルマの燃費を悪化させる ばかりか、交通事故の原因にもなります。 |
自分の燃費を把握しよう 日々の燃費を把握すると、自分のエコドライ ブ効果が実感できます。 |
エコドライブ普及推進協議会ホームページ
青森県では、自動車からのCO2排出量削減のため、ノーマイカー(公共交通機関の積極的利用や近い場所への徒歩・自転車による移動)とエコドライブを一体的に実施するエコで賢い移動・スマートムーブを推進しています。スマートムーブは環境にやさしいだけでなく、健康づくりや交通安全にもつながる等のメリットがあります。
その一環として、10月を「スマートムーブ通勤月間」と設定し、県下一斉で環境に優しい通勤に取り組むこととしています。
青森市でもこの取組に賛同し、職員がスマートムーブ通勤に取り組みました。
1 実施期間 令和元年10月1日~31日
2 実施結果
区分 |
実施人数 |
実施延べ日数 |
実施通勤距離 |
CO2削減量 |
ノーマイカー通勤 |
193名 |
903日 |
8,209km |
1,536kg-CO2 |
エコドライブ通勤 |
1,224名 |
16,616日 |
265,518km |
4,968kg-CO2 |
合計CO2削減量 |
6,504kg-CO2 |
この他、スマートムーブ通勤月間中、ポスター掲示場所一面をスマートムーブ関連の掲示にしたほか、公用車の運転日報にエコドライブチラシを差し込み、普及に努めましました。
さらには、新採用職員に協力してもらい、スマートムーブに取り組んだ感想を教えてもらいました。
~感想一部抜粋~
最初はあまり効果が実感できなかったのですが、だんだん車の燃費が目に見えてよくなっていき、スマートムーブを実施してみてよかったと思いました。市外から通勤しているので、どうしても徒歩や自転車などでの通勤はできませんでしたが、買い物に行くときなどに心がけようと思います。これをきっかけに、普段からエコドライブなど気を付けていきたいです。 |
青森市にとっての車はやはり重要なものなのだと感じました。一人一人がエコドライブを意識するだけでも、地球環境の面でとても大きなメリットになると感じます。今回の取組で、改めて地球温暖化のことについて考えることが出来ました。地球温暖化について、少しずつでも意識をし、取組なども行っていきたいと思います。 |
最近は風も冷たくなり、季節の変わり目を感じられた。ずっと車で移動しているとなかなか感じられないことだと思う。また外の空気をめいっぱい吸うので、気持ちがいい、体が丈夫になるような気がしてきます。弘前に用事があった時は電車を利用したが、車で神経を使うよりも、電車のほうがリラックスできるので、しっかりリフレッシュすることができた。仕事と休日をしっかり分けてメリハリのついたものにするには休日は車を使うのを控えるのが近道だと実感した。 |
通勤は自転車や徒歩ですが、重たい荷物がある買い物をする際など、どうしても車が必要なときはカーシェアを利用しています。車をシェアし、必要なときだけ使い回数を減らすことでエコにつながる。また、急加速急停止をしないことでポイントがどんどん貯まるので楽しみながらエコドライブに取り組めた。 |
ふんわりアクセルや加速・減速の少ない運転、減速時の早めのアクセルオフなどをいつも以上に心掛けることで、燃費がよくなり経済的にも環境にもよい取組ができたと実感することができました。交通安全のためにもなると思うので、これからも続けていきたいと思います。 |
自家用車での移動ではなく、公共交通機関を利用すると、リラックスしながら移動できるし、疲れることもほとんどありません。その点がとても良いと思います。また、自家用車を運転する際には、急発進しないように柔らかくアクセルを踏むと、環境だけでなく、自分の車も労わっているような感覚がしました。 |
自転車の使用頻度が増えました。体重も3キロほど落ち、体調はかなり良くなりました。今回の活動をきっかけに自転車の使うタイミングを増やしたいと思います。 |
スマートムーブはいいことだらけだったようです。
みなさんもぜひ取り組んでみてはいかがでしょう?
より多くの県民・事業所の皆さんにスマートムーブを実践していただくため、県の職員が県内の事業所等を訪問し、スマートムーブについて楽しく学んでいただく講座を開催します。皆さんからのお申込みをお待ちしてます!
”スマートムーブ”で環境にも自分にもいいこと始めてみませんか?
青森県スマートムーブ出張講座ホームページ(外部サイトへリンク)
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