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更新日:2024年1月29日
総延長約1,435キロメートル(上水道及び簡易水道事業等の合計、令和4年度末現在)に及ぶ配水管が、市内に網の目のように張り巡らされており、その距離は、おおよそ青森市から岡山市までの高速道路の延長に相当します。水道部では、配水管をはじめとした水道管について、順次、耐震適合性のある管へ更新しており、総管路延長に占める耐震適合管の割合は77.4パーセントとなっています。
連絡管
大規模地震発生後にも水道水の供給を確保するため、基幹耐震管路に位置付けている配水管を耐震適合管に更新するための事業です。
耐震継手
配水管の接合部分に、大きな地震が起きても抜けない構造の耐震継手を採用しています。
青森市内には、地震などの災害で水道管が破損し断水となった場合に、応急給水が行えるよう、耐震貯水槽が設置されています。(下表参照)
耐震貯水槽は、配水管と接続されており常時水道水が循環していますが、配水管が破損し水圧が低下すると、耐震貯水槽の出入り口に設置している緊急遮断弁が作動し、耐震貯水槽内の水道水を蓄える仕組みになっています。
水道部庁舎東側貯水槽
青森市内にある緊急飲料水用貯水槽
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(令和5年3月末現在) |
地震などが発生すると自動的に配水池等の水道水を確保することができる緊急遮断弁を、4か所の配水池、3か所の貯水槽に配置しており、現在、通常運転時約37,380立方メートル(最大59,900立方メートル)の水を確保することができます。
緊急遮断弁
配水池等の最大有効水量及び通常運転時貯水率・水量
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(令和5年4月1日現在) |
給水タンクローリー車
災害等によって水道からの給水ができなくなった場合に水を供給するための各種道具のことで、水道部では主に下表の資機材を備蓄しています。
なお、災害による応急給水量としては、生命維持に必要な水量として、災害発生時より3日目までは1人につき1日3リットル、1週間から10日までは1人につき1日30リットルが目安とされています。
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(令和5年10月末現在) |
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