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更新日:2024年4月19日
令和6年能登半島地震により石川県内の各地で断水が継続している中にあって、令和6年3月12日付で日本水道協会東北地方支部長(仙台市長)から、日本水道協会青森県支部長(青森市長)に対して水道管路応急復旧活動の支援要請がありました。
これを受けて、青森市では青森市管工事業協同組合との連携のもと「水道管路応急復旧隊」を結成し、水道部8名及び青森市管工事業協同組合10名による9名×2班体制を整え、第1班は、4月3日(水曜日)の早朝に石川県珠洲市へ向けて出発し、4月4日に現地で盛岡市からの引継ぎを受けた後、珠洲市正院地区において、既設配管の漏水調査等を実施しながら、漏水箇所に係る配管修繕及び洗管作業による水道管路応急復旧活動を行い、4月9日までに配水池から仮設住宅までの約1,300mの水道管路を復旧し、11日に青森市に帰着しました。
また、第2班は、4月8日(月曜日)の早朝に出発し、4月9日に第1班からの引継ぎを受けた後、引き続き同地区において、既設配管の漏水調査や漏水箇所に係る配管修繕に加え、仮設水管橋の設置など、4月14日までに約800mの水道管路の復旧作業を行った後、同日、八戸圏域水道企業団に引継ぎを行った上で、16日に青森市に帰着しました。
なお、今般の派遣において、1班2班合わせて約2,100mの復旧作業を行った結果、約110戸の断水が解消されました。
【水道管路応急復旧隊】
水道部4名×2班
青森市管工事業協同組合5名×2班 計18名
※大管工業(株)5名、赤平設備工業(株)5名
【派遣期間】
第1班 4月3日(水曜日)~4月11日(木曜日)9名
第2班 4月8日(月曜日)~4月16日(火曜日)9名
※1班当たり移動日も含め9日間(うち応急復旧活動は5日間)で2班交代制
【応急復旧活動】
地震等の災害時において、配水管及び給水管等の管路が破損し、断水が発生した場合、被害規模や被害箇所を調査し、破損個所を速やかに復旧するための活動を行います。
応急復旧においては、現場の監督や漏水調査を行う水道事業体職員のほか、実際に破損している管を修理する施工業者の協力が不可欠であることから、水道事業者と工事業者が連携して復旧作業にあたります。
西市長からの激励(激励式) | 派遣隊員代表の決意のことば(激励式) |
第1班の9名 |
第1班 活動の様子 |
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漏水調査 掘削による既設配管の確認作業 | |
全体ミーティング 既設管DIP250切断作業 | |
第1班の活動を終え帰着した水道部4名 第1班による公営企業管理者への活動報告 | |
第2班 出発の様子 4月8日(月曜日)早朝 |
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第2班の9名 第2班 活動の様子 |
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