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更新日:2024年10月29日
県内の感染状況は青森県庁ホームページで公開しています。
国及び関係機関からの情報をもとに、毎週または毎月、青森県内の感染症の発生動向が公表されています。
新たな感染症が発生し、流行の兆しが見られましたら、注意喚起のため情報提供します。
マイコプラズマ肺炎は、感染症発生動向調査において全国約500か所の基幹定点医療機関から週単位で報告される5類感染症の一つです。2024年の年明け以降、全国的に2020~2023年と比較して報告数が増加しています。
主な症状は、発熱、全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、長引くせきなどの症状がみられます。せきは、熱が下がった後3~4週間続くのが特徴です。
一般に、多くは気管支炎の軽い症状で済み、小児のほうが軽症で済むといわれますが、一部の症例は肺炎や重症化することがあります。
感染経路は、飛沫感染や接触感染ですので、手洗いやマスク着用等、基本的感染対策が有効です。青森県では、第34週(8月19日~8月25日)以降から増えていますので、今後も動向に注意が必要です。
青森市、青森県とも第31週(7月29日から8月4日)以降、患者の報告数の増加が継続しています。
今後、さらに感染が拡大する可能性がありますので、手洗い・手指消毒、適切な場面でのマスクの着用など、基本的な感染予防に努めましょう。詳細情報は、関連リンク先でご確認ください。
手足口病が全国的に流行しています。青森市保健所管内で、手足口病について、第29週(7月15日~21日)における患者報告数が、感染症発生動向調査における警報基準(5.0)定点を超え、警報が発令され、第34週(8月19日~8月25日)でも、まだ高い水準を維持しています。今後の動向に注意しましょう。詳細については、関連リンク先でご確認ください。
全国各地で麻しん患者が確認されています。
麻しんは、海外で患者が増加しており、国内外から観光客が公共交通機関等を利用することで、国内での麻しん患者発生への影響が懸念されています。また、肺炎や脳炎を合併し重症化することもありますので、注意が必要です。詳細情報については、関連リンク先からご確認ください。
なお、医療機関を受診する際には、あらかじめ、電話でご連絡ください。
2023年から、A群溶血性レンサ球菌感染症(STSS:以下、STSS)の患者数が、全国で増加しています。
まれに引き起こされることがある重篤な病状で、今般、妊産婦の死亡報告もされています。青森県内でも、発症の報告がされていますので、注意が必要です。
STSSは、突発的に発症し、敗血症などの重篤な症状を引き起こし急速に多臓器不全が進行することがある重症感染症です。その死亡率は約30%とされていますが、重症化するメカニズムはまだ解明されていません。
一般的に、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎を引き起こす細菌で、小児では、発熱、全身倦怠感、咽頭痛などの症状で発症します。詳細情報については、関連リンク先からご確認ください。
梅毒の感染が拡大しています。男性は20代~50代、女性は20代が突出して増加しています。妊娠中の梅毒による感染は、特に危険です。
梅毒の報告数は、年間11,000人程が報告され、1967年以降減少していましたが、2011年頃から再度、増加傾向となり、2022年10月下旬には、10,000例を超える報告があり、注意が必要です。詳細情報は、関連リンク先からご確認ください。
エムポックスは、1970年ザイール(現:コンゴ民主共和国)で初めてヒト感染が確認され、中央アフリカから西アフリカにかけて流行し、2022年5月以降、エムポックス流行国への海外渡航歴のない欧州や北米等で報告されています。
2024年には、コンゴ民主共和国およびアフリカの多くの国で急増が見られ、国際的懸念の緊急事態として、WHOでは注意を呼び掛けています。詳細情報については、関連リンク先でご確認ください。
更新情報
2024年10月29日、マイコプラズマ肺炎についての情報を更新しました。
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