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更新日:2023年7月18日
麻しん患者の報告数が増加しています。人の往来で、全国的に感染が拡大する可能性がありますので、ご注意ください。
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスに感染することで発症します。
感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれています。
約10~12日
発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状(結膜充血、目やに等)が現れます。2~3日熱が続いた後、1℃程度下がり、再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。発疹は首の後ろ、耳の後ろから、顔、全身へ広がります。発疹が現れる1~2日前頃に頬粘膜(口のなかの頬の裏側)奥に、周囲に赤味を伴った1mm程度の中心白色の小斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんに特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。
また、肺炎、中耳炎、喉頭炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状がある場合は、あらかじめ医療機関に電話連絡の上、受診してください。
麻しんワクチンが有効な予防法です。
これまで、麻しんにり患したことがない人、麻しんワクチンを2回接種したことがない人、または、ワクチンの接種歴が明らかでない人等は、感染する恐れがありますので予防接種を検討しましょう。
麻しん・風しん混合(MR)ワクチン接種については、「青森市麻しん・風しん混合(MR)ワクチン接種協力医療機関一覧」(PDF:148KB)をご覧ください。
定期予防接種対象年齢(1回目:1歳以上2歳の誕生日の前日まで、2回目:5歳から7歳未満で小学校就学前1年間)以外の人は、接種料金は全額自己負担となります。
接種の際には、あらかじめ各医療機関にお問合せください。
更新情報
2023年7月18日、麻しん(はしか)の予防のための情報を更新しました。
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