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更新日:2015年10月23日
青森市には歴史的建造物がほとんど残っていないため、「誇れる歴史が少ない」と思っている人が多いかもしれません。
実は、「青森」という名前の町が誕生して、もうすぐ400年が経ちます。
どのようにして青森が誕生したのか、少し歴史をさかのぼってみましょう。
寛永2年(1625年)、弘前藩第2代藩主・津軽 信枚は、幕府から津軽米を江戸に輸送することを許され、太平洋海運への参加が促されることになりました。そこで、陸奥湾に面した現在の青森市中心部に新しい港町を作ることにしたのです。
ここに港町「青森」の歴史が始まります。
寛永3年(1626年)4月6日、信枚は、家臣の森山 弥七郎に、積極的に人を集めて、まちづくりをするように命令しました。森山は外浜開発の担当者として、青森のまちづくりに尽力しました。
こうして、寛永2年から約60年を過ぎた貞享元年(1684年)頃の青森町には898軒の町家が造られ、城下弘前に次ぐ人口が集まる大きな町へと成長したのです。
当時の町は、碁盤目状に作られ、今と変わらないというから驚きです。
それから約250年後の明治4年(1871年)、廃藩置県で全国の藩が消滅して、県が設置されました。この年の9月、青森県が誕生し、青森町は県庁所在地となりました。
「青森町」から「青森市」になったのは、明治31年(1898年)4月1日のことです。
青森市の歴史をひもといていくと、その時代時代で、先人が刻んできた歩みがあることが分かってきますね。
ちなみに、「あおもり」の名前は、かつての沿岸部に浜松が覆われた小高い丘があり、そこが古くから「青森」と呼ばれていたことに由来するといわれています。
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