ここから本文です。
更新日:2015年1月30日
平成26年2月の関東甲信地方を中心として発生した大雪により、体育館等の屋根の崩落や、カーポートの倒壊など建築物の被害が発生しました。国土交通省が被害の原因と対策について検討を行ったところ、被害の原因のひとつとして、雪が積もったあとの雨により屋根にかかる荷重が増大したことがあげられています。
これらの被害を受け、このような降雪と降雨が予想される場合、気象庁より注意喚起を行うこととなりました。
●注意喚起が行われる目安
大雪警報相当の降雪が見込まれ、かつ、大雪後の降雨により積雪の重さが一層増す場合等、概ね建築基準法に定める積雪荷重に相当する重量分を超えることがされる場合。
●注意喚起の方法
各地方気象台等が発表する気象情報等で簡易な建築物等の大雪被害への注意を呼びかける。
○カーポート(車庫)など簡易な建築物
○老朽化した木造建築物
○傾斜が緩やかな鉄骨造屋根の大きな店舗や倉庫
○膜構造の屋根の建築物
これらの建築物を所有または管理されているかたは、雪による倒壊などの被害が発生しないよう、気象庁が発表する情報に注意し、建築物の点検・補修に努めましょう。
また、目視により屋根雪が多いと思われる場合以外でも、窓や扉・戸の開閉がしづらくなった、建物から「きしむ音」が聞こえる、天井がたわんで見える、内外に亀裂が発生した、などの異常が発生した場合は、安全に十分留意して屋根の雪下ろしをしましょう。
近年雪下ろし作業時の事故が増加しています。雪下ろしをする際は必ず二人以上で作業を行い、命綱を適切に装着するなど、雪下ろし安全10箇条(関連リンク参照)を参考に、安全に配慮した作業をするよう心がけましょう。
問合せ
より良いウェブサイトにするために皆さんのご意見をお聞かせください。
Copyright © Aomori City All Rights Resereved.