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更新日:2024年3月21日
「災害が起きたら避難所に行くしかない」と思っていませんか?
大規模災害が発生したときには、避難所に被災者が殺到し、混乱が予想されます。また、避難所生活では1人あたりのスペースが狭く、プライバシーの確保が難しいなど、環境変化により体調を崩すかたもいます。
在宅避難とは、災害時において自宅に倒壊や焼損、浸水、流出の危険性がなく、本人・同居人が無事であり、他人のサポートを必要としない場合に、そのまま自宅で生活を送る方法です。
避難所生活のストレス等を考えると、住み慣れた自宅で避難生活を続けることも選択肢のひとつです。
在宅避難に備え、食料・簡易トイレなどの備蓄、家具の転倒防止などを行いましょう。
①住み慣れた家で避難生活を送ることができます。
②プライバシーが守られ安心感が得られます。
③ペットと一緒に生活できます。
④感染症への罹患リスクが軽減されます。
在宅避難をするためには日ごろからの備蓄が必要となります。
自分や家族にとって必要なものを確認し、電気、水道、ガスなどのライフラインが途絶えても生活できるよう、事前の準備を行いましょう。
普段使用している食料品や生活必需品を多めに買っておき、消費したらその分を補充することで、常に一定量の備蓄をしておきましょう。
水:1人1日3リットル×最低3日分が目安です。
食料:普段から食べ慣れているものを多めにストックし、食べたらその分を買い足して補充する。
【主な備蓄品目(水・食料以外)】
①災害時に重宝する品目 ②女性・乳幼児・高齢者用 ③ペット用
〇簡易トイレ 〇生理用品 〇ペットフード
〇カセットコンロ・ガスボンベ 〇おむつ(子供用・大人用) 〇トイレ用品(ペット用)
〇充電式ラジオ 〇おしりふき 〇ケージ(ペット用)など
〇懐中電灯 〇粉・液体ミルク
〇モバイルバッテリー 〇離乳食
〇乾電池など 〇常備薬など
在宅避難をするためには、自宅が安全であることが必要です。
地震による建物の被害を減らすためにも耐震診断を行い自宅の耐震性を確認しましょう。
青森市では、木造住宅の耐震診断及び耐震改修を促進しており、所有者は、国土交通省所管「住宅・建築物安全ストック形成事業」の補助金を活用して住宅の耐震診断及び耐震化を実施することができます。
耐震診断及び耐震改修を検討される方は、建築指導課(017-752-8274)までご相談ください。
①窓ガラス
ガラス製の扉や窓ガラスには飛散防止フィルムを張りましょう。
②家具・電化製品
タンス、本棚、食器棚、テレビなどは、L字金具や粘着シートなどで固定しましょう。
③家具などの配置スペース
ドアや避難のための通路をふさがないように、家具のレイアウトを工夫しましょう。
部屋の出入口や廊下には家具類を置かないようにしましょう。
在宅避難や市が開設する避難所以外にも、安全な地域に住んでいる親戚や知人宅への避難、安全なホテル・旅館への避難、安全な場所での車中泊などがあります。
日ごろから自分の住んでいる場所が危険な区域に入っているかハザードマップで確認しておき、事前に家族や親戚、知人等と災害時の避難について話し合い、複数の避難方法を想定しておきましょう。
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