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更新日:2014年12月22日
薄緑色したこの一対の狛犬は、寛文5年(1665)に越前国新保の中村新兵衛から寄進されたもので、それぞれの右足にそのことが彫字されている。
指定物件の特徴は、頭髪が垂れ下がっているところである。狛犬の石の材質は、福井市足羽山【あすわやま】産出の凝灰岩の一種、笏谷石であるという。
開港以来四十年という歴史の浅い当時の青森港と、北陸地方との交易、海運事情を解明する上でも貴重な存在である。
なお、隣接の観音堂は、津軽三十三観音の第二十四番札所で信仰を集めているところである。
有形文化財 狛犬
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