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更新日:2014年12月22日
青森市に存する数少ない板碑の1つであり、弥陀三尊(キリーク、サ、サク)の種子の下に延文二季(1357)の紀年名が刻まれている。金石文として、中世の文献資料が極めて少ない当地方史上極めて重要である。
また、津軽地方の板碑の種子はバン(金剛界大日如来)が圧倒的に多いが、この碑は関東の武蔵型板碑に多いキリーク(弥陀三尊)が刻まれているのも特徴的である。東岳の安山岩で製作されているが、当時この地域に板碑を建立できるだけの経済力を持った豪族・名主等がいたことがうかがえ、歴史的資料としても貴重である。
有形文化財 延文二年銘の碑
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