ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 文化・芸術 > いにしえ青森(青森市遺跡・文化財ホームページ) > 青森市の文化財 > 青森市内に所在する指定文化財 > 史跡天然記念物 幸畑陸軍墓地 (多行松【たぎょうしょう】77株を含む)
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更新日:2014年12月22日
明治35年(1902)1月23日、八甲田山中において遭難した青森歩兵第五連隊第二連隊の将兵210人のうち、死亡した199人の英霊を埋葬した墓地である。この事件は、世界山岳遭難史上最大の惨事と言われ、全国的にも知られている。
参道から入って南側正面に大隊長山口少佐の碑があり、それを中心に士官10名、東側に95人、西側に94人の碑が建てられている。昭和37年(1962)、大隊長碑西側に奇跡的に救助された11名をその名とともに合祀している。
同墓地をめぐらす周囲土塁に植えられている多行松はアカマツの園芸変種の一つで、根元及びその付近から分かれた多数の枝が斜め上に伸び、丸みのある傘形の樹冠をつくる特徴を持つ。この墓地の多行松は四国産のものといわれ、当地方では大変珍しいものである。
史跡天然記念物 幸畑陸軍墓地
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