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更新日:2024年6月24日
医療費は毎年増え続けています。原因のひとつに、糖尿病などの生活習慣病が増えていることがあげられます。次のことに注意して、健康な毎日を送りましょう。
同じ病気で複数の医療機関を受診することは、医療費を増やしてしまうだけでなく、重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまうなどの心配もあります。今受けている治療に不安などがあるときには、そのことを医師に伝えて話し合ってみましょう。
重複服薬とは、複数の医療機関にかかっている場合に、同じ効能の薬が重複して処方され、それを服薬してしまうことです。薬の本来の効果が発揮されず、薬の効果が強くなりすぎたり、ほかの薬同士の飲み合わせが悪く、逆に体の不調を招いたり、副作用を起こす可能性があります。お薬手帳の活用により、すでに処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、飲み合わせには注意しましょう。
ポリファーマシーとは、多くの薬を服用しているために副作用を起こしたり、薬を飲み忘れるなど、きちんと薬が飲めなくなっている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
特に高齢になると、複数の病気をもつかたが増え、受診する病院や薬が増える傾向があります。さらに複数の病院から同じ効能の薬が重複して処方されている場合には、注意が必要です。
パンフレット版厚生労働省 あなたのくすり いくつ飲んでいますか?(PDF:542KB)
「お薬手帳」とは、処方された薬の名前や飲む量、飲むタイミング、回数などの記録を残すための手帳です。
複数の病院や薬局を利用していても、医師や薬剤師などの専門家が薬の情報を把握するためにお薬手帳は1冊にまとめるようにしましょう。また、院内処方で薬剤情報提供書をもらっている場合は、お薬手帳にはさむ等して処方された薬が全てわかるようにしましょう。
かかりつけ医とは、日常的な診療や健康管理をしてくれる身近なお医者さんのことです。あなたやご家族の病歴や健康状態を知っているため、病歴や健康状態を知っているため病気になったとき適切で素早い対応をとることができます。いつでも相談できるかかかりつけ医がいると安心です。
運動習慣を身につけることは血糖値や脂質異常、高血圧の改善につながり、生活習慣病の予防になります。食生活と一緒に一度見直してみましょう。
青森市では、今年度40歳から74歳までの国民健康保険被保険者の保健指導の対象となったかたへ「健康づくりのための保健指導のご案内」をご自宅へお送りし、健康診査の結果や通院状況にもとづき、訪問や電話などを通じて皆さんの健康づくりをサポートしています。ぜひ、ご活用ください。
自分は健康と思っているときから、定期的に健診を受け、からだの異常や病気の早期発見・早期治療に努めましょう。
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