青森市男女共同参画プラン

市では、「青森市男女共同参画プラン」（平成28年度～令和5年度）の計画期間が令和5年度で終期を迎えたことから、現在、令和6年度を始期とする次期計画の策定を進めています。

※以下は旧計画の内容です。

計画策定の目的

市では、平成24年10月に策定した「青森市男女共同参画プラン」の計画期間が平成27年度で終期を迎えることから、国の「第4次男女共同参画基本計画」及び「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」並びに平成24年2月に県において策定した「第3次あおもり男女共同参画プラン21」を踏まえつつ、男女共同参画を取り巻く社会情勢の変化等に対応しながら、本市における男女共同参画社会の実現を図るため、今後の取組を示した「青森市男女共同参画プラン2020」を策定しました。

計画の一部改定

本計画は、「青森市新総合計画.元気都市あおもり市民ビジョン.後期基本計画」を上位計画とするものでしたが、平成31年2月に策定した新たなまちづくりの指針となる「青森市総合計画前期基本計画」に基づき、一部改定を行いました。
一部改定の内容については、「青森市総合計画前期基本計画」の施策の一つである、第3章「まち創り」第3節「ユニバーサル社会の形成」第1項「男女共同参画の推進」の「基本方向」及び「主な取組」に沿った内容となっており整合性が取れていることから、文言の追記や修正、計画期間の延長等を行うとともに、名称を「青森市男女共同参画プラン」としました。

計画の位置づけ

本計画は、「青森市男女共同参画推進条例」第9条第1項の規定に定める男女共同参画計画であり、「青森市総合計画前期基本計画」第3章第3節第1項の施策である「男女共同参画の推進」を効果的に推進するための個別計画であるとともに、男女共同参画社会基本法第14条第3項の規定に定める市町村男女共同参画計画です。
また、本計画は、女性活躍推進法第6条第2項の規定に定める市町村推進計画を兼ねるとともに、「青森市男女共同参画推進条例」第26条第1項の規定に定めるドメスティック・バイオレンスの防止及び被害者の保護のための施策の実施に関する基本的な計画、並びに配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律第2条の3第3項の規定に定める市町村基本計画を兼ねるものとします。

計画期間

計画期間は、「青森市男女共同参画プラン2020では、平成28年度から平成32年度（令和2年度）までの5年間としていましたが、「青森市男女共同参画プラン」では、平成31年2月に策定した「青森市総合計画前期基本計画」の終期に合わせ、令和5年度までとします。

計画の理念

本プランの理念は、本市のまちづくりの重要な理念・視点の一つとして、あらゆる施策の推進に当たってその趣旨を尊重することとしている「『男女共同参画都市』青森宣言」とします。

「男女共同参画都市」青森宣言
私は私を大切に思うのと同じ重さで
あなたを大切に思う
性別を超え世代を超え時代を超え
人と協調し人を信頼できる
誇り高い人間でありたい
全ての人の自立と平等を目指して
青森はここに「男女共同参画都市」を宣言します

計画の基本方向

本プランでは、上記理念の実現を図るため、次の5つの基本方向を掲げます。

《基本方向1》男女共同参画社会の実現のための意識改革・理解促進
私たちの生活や活動のあらゆる場面において男女共同参画が実現するよう、効果的に意識啓発を進め市民の理解を促進します。また、私たち一人ひとりの視野を広げ、多様な選択を可能にする教育・学習の充実を図ります。

《基本方向2》男女共同参画の視点に立った行動改革
法律等による差別禁止や意識啓発だけでは実現が難しい男女の機会の平等の実現に向け、積極的に女性の参画拡大を図るとともに、多様な主体との連携・協働や人材育成を図り、男女共同参画の視点に立った行動改革を推進します。

《基本方向3》労働環境における男女共同参画の促進
男女がともに働き続けられ、充実した生活を送ることができるよう、労働環境における男女共同参画を促進します。また、地域経済の持続的な発展に向け、その役割を担う女性の能力発揮を促進します。

《基本方向4》地域生活における男女共同参画の推進
地域の課題解決に男女共同参画の視点を活かすなど、最も身近な暮らしの場である地域生活において男女共同参画を推進します。また、特に女性特有の健康上の問題に留意しながら、生涯を通じた男女の健康支援を進めます。

《基本方向5》男女平等と人権の尊重
女性に対するあらゆる暴力の根絶を含め、男女共同参画社会の形成の前提となる男女平等と人権尊重の理念の普及を図ります。

推進状況報告書

「青森市男女共同参画推進条例」第10条に基づき、「青森市男女共同参画プラン」に基づく施策の推進状況に関する報告書を毎年度作成しています。