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更新日:2022年3月15日
本市における交通事故による被害は、年々減少傾向にあるものの、未だに多くの死傷者が生じていることから、引き続き、対策の強化が必要となっています。
国、県等の関係行政機関の職員で組織する「青森市交通安全対策会議」では、今後の交通安全対策の方向性について、広く市民の皆様からご意見を伺いながら、「第11次青森市交通安全計画」を策定しました。
人命尊重の理念に基づき交通事故のない社会を目指す
この理念に基づき、関係者が一丸となって重層的に諸施策に取り組みます。
1 人間に係る安全対策
交通機関の安全な運転を確保するため、運転する人間の知識・技術の向上等を図り、かつ、歩行者等の安全な移動を確保するため、歩行者等の交通安全意識の徹底、指導の強化等を図るものとします。
また、交通社会に参加する市民一人ひとりが、自ら安全で安心な交通社会を構築していこうとする前向きな意識を持つことが極めて重要であることから、交通安全に関する教育、普及啓発活動を充実させ、市民が安全で安心な交通社会の形成に積極的に関与していくような仕組みづくりが必要です。
2 交通機関に係る安全対策
「人間はエラーを犯すもの」との前提に立ち、それらのエラーが事故に結びつかないように、技術開発によって安全性が高められた自動車等の設備、装置等の適切な保守管理を促進するとともに、各交通機関の社会的機能や特性を考慮しつつ、高い安全性能を常に維持させるための措置を講じ、さらに、必要な検査等を実施し得る体制を充実させることが重要です。
3 交通環境に係る安全対策
機能分担された道路網の整備、交通安全施設等の整備、効果的な交通規制等の推進を図り、特に道路交通は、通学路、生活道路、市街地の幹線道路等において、歩道の整備を積極的に実施するなど「人優先」の交通安全対策が必要です。
なお、これらの人間、交通機関及び交通環境に係る施策を推進する際は、高齢化や国際化等の社会情勢の変化を踏まえるとともに、地震や津波等に対する防災の観点にも配慮することも必要です。
計画の期間は、令和3年度から令和7年度までの5か年とします。
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